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WHOガイドライン“成人と小児における糖類の摂取(2015)”の解説」と題した論文が、日本栄養士会雑誌の2020年8月号に掲載されました。著者は駒沢女子大学教授で東京栄養士会会長の西村一弘先生です。
同ガイドラインが2015年に公表された際には、「砂糖は1日25gまで」「炭酸飲料1缶でアウト」などと新聞・雑誌にセンセーショナルに取り上げられましたが、本解説論文はWHOガイドラインが根拠とする肥満と虫歯の2つの論文のエビデンスに基づいて、同ガイドラインの内容を客観的に解説したものです。
WHOガイドラインの3つの推奨は、砂糖だけでなく糖類全般が対象であること、糖類を摂取して体重が増加するのは、糖類自体の問題ではなく、1日の食事全体のカロリーの過剰摂取が原因と考えられることなど、興味ある内容が示されています。
解説論文の全文及び要約版は以下のPDFよりご参照いただけます。